所有者不明の土地。もしかしてあなたが相続人かも?

不動産相続:所有者不明の土地

こんにちは。不動産相続アドバイザー鈴木です。

前回、所有者不明土地をこのまま放置すると経済損失がえらいことになるということで、土地の活用方法について少しまとめてみましたが、この問題、実はかなり深刻なのですが、所有者不明土地って普通に暮らしている中で普段意識することはないし、既に不動産の相続手続きを済ませた方にとっては、あまり実感が湧かないお話ですよね。

でも、よくよく調べてみると相続登記(不動産の名義変更)されず放置されてるのが原因らしいので、もしかしたら知らないうちに当事者になっているかもしれませんよ。

この記事は動画でも解説してます。良かったらご覧ください。

資産価値のある土地の相続人だったら

この場合はとくに悩む必要はないですよね。

価値があるわけですから運用するなり売却するなり、選択肢はかなり多いはずです。
「所有者不明土地」と聞くと、何となく山林の資産価値の低い土地を想像しますが、商業地や住宅地にも所有者が分からない土地が広がっているようですね。

もしこういう土地ならきちんと相続登記をして土地を有効活用しましょう。

ただし、土地を貸して「夢の不労所得」なんて思ってると、痛い目に合うかもしれないので、きちんと計画を立てて実行してくださいね。

相続した土地を有効に活用する3つの方法。放置はリスクに!

相続登記の注意点

相続登記の際に気をつけなければいけないのは、相続人が一人なら問題無いですが、複数いる場合は誰が土地を相続するのかを決めなければなりません。

当然、遺言はありませんから遺産分割協議で相続人を決めるのですが、これがトラブルになる場合も多く、いったんもめだすとなかなかまとまりにくくなってしまうので、場合によっては私のような不動産相続アドバイザーや弁護士さんに間に入ってもらいながら話し合いをした方が良いかもしれません。

資産価値の低い土地はどうする?

所有者不明の土地にかぎらず、普通に相続した場合でも、なかなか活用方法に困るのが山林や農地などの資産価値の低い土地ですね。

固定資産税が免除さるようならそのまま塩漬けしておいてもよさそうですが、管理せずにそのまま放置しておくと、台風の時に土砂災害が起こりやすくなったり、生態系のバランスも崩れてしまうようです。

ちなみに、私が住んでる栃木県には『栃木県里山林整備マニュアル』なるものがありまして、誰向けのマニュアルなのかちょっとよく分からないのですが、興味のある方は読んでみてください。

栃木県/ページが見つかりません
http://www.pref.tochigi.lg.jp/d04/eco/shizenkankyou/shizen/1249452763736.html
 www.pref.tochigi.lg.jp

不動産相続:山林や農地

山林や農地の活用方法って?

まぁ、そもそも活用できないから長い間放置されていたわけですからね。

山林なら山そのものが資源になるので活用する方法もなくはないのですが、林業とか素人が気軽に行える事業じゃないですよね。

農業も同じです。ノウハウも必要ですし、すぐに収益に結びつかないので、相当な体力が必要です。

キャンプ場やレジャー施設という方法もありますが、人が行かないような土地ですから、現実的ではないですねぇ。温泉でも出ればいいのですが…。

いっそのこと土地相続を放棄する?

相続放棄は可能ですが、ちょっと問題もあります。

問題というか、結構お金がかかるんです。

相続人全員が相続放棄した場合、不動産の名義は放棄できるのですが、管理責任は残ったままなので、相続財産管理人(相続人の相続財産を管理・処分する人)を選任しなければいけないのですが、このときに経費や報酬に充てるための費用として予納金を払うことになります。

予納金の額は裁判所に決めてもらうのですが、およそ数10万円~100万円くらいかかります。

評価額の低い土地なら固定資産税を払い続けた方が割安感があるかも。

最終的には税金の方が上回るとは思いますが、一度にまとまったお金が必要なのはちょっときびしいですよね。

やっぱり売る方がいいのかのも

資産価値が低いのでほとんど値段がつかないとはいえ0円ではないので、高額で売のはさすがに難しいですが、なんとか買手を見つけて売ってしまうのが現実的かなと思います。

専門の業者さん以外にも、隣接する地主さんに買い取ってもらえる場合もあるので、根気よく探してみてください。

自治体で受け入れてくれそうなら、いっそのこと寄付してしまうのも有りだと思います。

お金は儲かりませんが、あなたの名前が彫られたプレートくらいは作ってもらえるかもしれませんよ。

不動産相続:土地売却

さて、今回は突然所有者不明の土地を相続することになったらとういことで書かせていただきましたが、いかがでしょうか。

かなりレアなケースだと思いますが、あり得ないことではないので、もしそうなった場合には、放置することのないようきちんと対処してくださいね。

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