【不動産相続事例】亡くなってから資産管理まで – (7)相続対策での新築アパートの正しい建て方

不動産相続:不動産相続事例 - 亡くなってから資産管理まで (7)相続対策での新築アパートの正しい建て方

こんにちは。不動産相続アドバイザー鈴木です。

前回ご紹介した私が継続管理させていただいている資産家の方の事例『亡くなってから資産管理まで - (6)相続対策での新築住宅の正しい建て方』の続きになります。

今回は「(7)相続対策での新築アパートの正しい建て方」についてのお話です。

本件の概要(相談者の状況と、ご相談いただいた経緯)

  • 相談者のお父様がお亡くなりなりました。
  • 相続人は相談者、そのお母さん、相談者のお姉さんの3人。
  • 明らかに相続税がかかるだけの資産がある。
  • お父様が亡くなってから私のところに相談に来るまでにすでに5ヶ月が過ぎていた。

相談者は先代からお付き合いのある税理士にお願いしていましたが、税理士が一方的に話しを進めるだけで、何の説明もなくかなりの不安を抱えていました。そこで私の知人の紹介で相談に来ていただき、今後の相続の進め方をお話して、正式に依頼していただきました。

そして「(4)相続財産の特定と調査」で調査した結果、大半の相続財産が土地で、内容は以下の通りでした。

  • 300坪の土地が1ヵ所
  • 200坪の土地が4ヵ所
  • 50坪の土地が1ヵ所

相談者のご主人が生前から月極駐車場を経営していたことがわかりました。

相続対策の新築アパートの正しい建て方

今回はアパート新築の件です。

これもお母さんの2次相続に備えるために話を進めました。

まずは実例を見てもらいながらお話を進めます。

以下を見てください。

不動産相続:不動産相続事例 - 新築アパート/利回り重視の大手ハウスメーカーの提案

この図は大手ハウスメーカーさんの提案です。

次に私の提案です。

不動産相続:不動産相続事例 - 新築アパート/次世代まで継続していける提案

この違いわかりますか、って右側に書いてありますね。

注目すべき点は内容と中身です。大きく違うのが間取りと戸数ですね。

大手さんは「単身、小家族」。

私は「ファミリータイプ」。庭付きで、ペットが飼えて、ゆったりとした駐車スペースも確保。

提案のポイント1 – 周辺環境

私がファミリータイプの提案をした理由は、この周辺は若い世代の人たちが多く住んで、小学校も中学校も近く、さらに大型スーパーもあって子育て世代には最高に良い場所であることです。

さらにこの辺りの環境の良さから、住みたい人たちが多くいるのですが、売却される土地が少なく、この辺りの土地を探している人が多数いることもあります。

このことからファミリータイプの方が間違いなく需要が多いであろうと考えたからです。

提案のポイント2 – 高級感

また見た目一戸建て風の建物でメゾネット式にしたのは、高級感を出すことと、専用庭の確保ができるからで、これは住んでいて気持ちいい環境を創っていくにはとてもよいと考えています。

提案のポイント3 – ペットも家族です!

それからペット可ですね。

ペットは飼っている人にとって家族も同然です。ずっと一緒に住んでいたいと思うものですよね。

なら、ペットと共生できたら最高にうれしいのですが、まだまだペット共生のアパートは少ないのが実情です。

ということは需要があるということです。

提案のポイント4 – 次の世代の相続も考慮

そして北と南に2室一戸にした理由です。

実はこの北と南の建物は将来、敷地半分くらいのところで土地を分割し、北と南に分割し、それぞれを自ら利用しながら一室を貸していく、さらには北部分だけ売っていく、はたまた北は長男に、南は次男にと相続での分割も可能にしているのです。

これこそ不動産のプロならではのアイデアです!

なぜ違いが出るのか?

ぜこれほどの違いになるのか、これはそれぞれ対処したハウスメーカーさんの立場と私の立場の違いがでています。

ハウスメーカーさんは間違いなく「建物を建てるため」の提案です。

私の提案は「次世代まで継続していける」提案です。

この基本的な考え方の違いがこういう提案の違いになるのです。

私たちのようなプロが私欲にまみれるような仕事をしていてはいけません。

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